危ない企業は全て救え!・・・・???
現在のコロナウイルスによる救済処置として、政府は中小企業に対し
目的:企業の倒産とそれによる失業の阻止
方針:倒産の危機にあるすべての企業を救おう!
手段:融資・補助金など資金繰りの支援
と宣言しています。
私はこの2番目に対し とても心配になっています。
金利無し、担保なし、返済猶予あり という融資ですが、返済が始まるまでに融資を受けた会社が返済できるまで回復しているか?
回復していない場合はまた猶予するのか?
それとも会社側は債務超過で倒産に進むのか?
もしも不良債権が拡大すると体力の弱い地方銀行は大きな影響を受けるでしょう。
その影響を政府が呑んだとしたら、そのしわ寄せは国民(まだ生まれていない国民にも)に増税となって回ってくるでしょう。
今この時、むやみに貸す むやみに借りるのではなく、
経営再建計画がしっかりあり、コロナ以前までは黒字体質の企業であったのか?
退職金や保険や共済などの積立は行われていたか?
など図る必要があるのでは? と思うのです。
将来のこど子ども達に負の遺産を押し付けないように 政府も企業経営も心掛けていくべきと考えています。