仕事納まで後1日
今年も残すところ1週間を切りました。
1年前を色々と振り返ってみると、沢山変化していることを感じます。
外的要因もありますが、我社の目指している方向に向かっての変化がとても楽しい1年でした。
外的要因では円安による仕入価格が上がることが経営への大きな影響でした。
円安に振れることでメリットになる企業とデメリットになる企業が現れるのは社会的に見てどうしようもないことです。
円安がデメリットになる企業は、何かを変えるチャンスであるとも言えます。
来年4月からの消費税アップについても、「価格転換出来ない」と言われている業者も多いようですが、何故なのか不思議に感じています。
社会が変わる時こそ一緒に変えやすいチャンスなのに、そのチャンスを放棄するのは勿体無いの一言です。
もう一つ これはまだ外的要因に至っていないと思いますが、輸入車の販売台数が国内の8%を超えたことです。
ここ数年輸入車の販売が伸びてきています。
輸入車用の部品を専門に扱う我社としては、部品需要が発生する将来は明るいはず・・・・と思う反面、整備需要、部品需要が始まる新車から5年後頃に乗り換えられるケースも多くなり、その5年くらい経過した中古車を購入する人が新車の売れ行きと同じように伸びるか? と言う心配もあるのです。
何故かと言いますと 日本の新車ディーラーは勿論、整備事業者は長く乗るための提案は殆どされていません。
そして壊れた時の修理をするだけです。
また、輸入車の話しを日本車に乗っている方に話すと、「修理代が高い!」「壊れやすい!」と99%言われます。
その殆どが定期メンテナンスを怠った車であったり、輸入車だと日本車よりも工賃を高くする整備工場が圧倒的に多いからです。
ようは 輸入車を定期メンテナンスする「技術」や「知識」が乏しいからなのですが・・・・
我社は今年 「分解整備認証資格工場」となり、整備も行うようにしました。
当社の持つ「技術」「知識」そして「豊富な部品」を利用して、車の超寿命を安く叶えるためです。
部品を販売するだけでなく、「技術」や「知識」を提供することにより、現在伸びている輸入車販売の将来に結びつけていく所存です。
来年も本年同様 変わらぬご愛顧を宜しくお願いいたします。