猿払村まで一人旅
先週土曜日、20数年会っていない 先輩のところにバイクに乗って遊びに行ってきました。
猿払村はオホーツク海で日本最北端の宗谷岬から30キロくらい下にある小さな村。
そこに行くために、数日前からあれこれ考えた結果、先ずは高速を使って名寄まで行き、名寄から下川町に入って、サンル川(ダム建設の予定になっている場所)を見ながら 下川雄武線を走りました。
初めてのサンル川・・・・最高に綺麗でした。
この峠のコーナーが続く道路を気持ちよく走っていたら、左コーナー中に 「鹿」が飛び出してきて、フルブレーキングでギリギリ回避・・・・
鹿は道路に飛び出してきてバイクの前を走り出すんです・・・・
こちらはコーナー中・・・まずい!
「衝突」「転倒」「怪我」「旅のお終い」・・・・なんて頭をよぎりながら、フルブレーキで何とか鹿にぶつからず助かりました。
流石に焦りましたが、BMWのバイクの性能には本当に助けられます。
以前のバイクだったら、フルブレーキの後に直ぐにバランスを崩して転倒していたでしょう。
それから妙に「鹿に注意」の看板が目に入るようになって、時々「熊に注意」も・・・・
やっと雄武(オホーツク)に出ると、天気も良くなってきて風はあるけれど綺麗な景色。
道路は殆ど車が走っていません。
この後にクッチャロ湖を見て、先輩に近くまで来ていることを電話して、またオホーツク海岸ぶちを走り、海、平原、川 大自然に感動しながら、嬉しくてたまりませんでした!
何だか同じ日本 同じ北海道とは思えない情景なんです。
その夜は先輩のお宅で、先輩が今朝上げてきた来たホタテの刺身、奥様が作られた手作り材料の 手作り料理で 焼酎を可也飲んで楽しい気分の一夜でした。
環境に対する考え方も凄く一致していて、庭にあった大きなソーラーパネルには驚きました。
朝目を覚ますと、旅館の布団に入る前に寝込んでしまったようで、寒さで目覚め、布団にもぐりこんでもう少し寝ようと・・・・まだ酔いもシッカリ残っているので・・・・・
朝8時には旅館の朝食をたらふく食べて、地元の牛乳を飲んで、旅立つ準備をしていたら、先輩が奥様と一緒に見送りに来てくれて、次の再開を約束して猿払村を後にしました。
少々と言うか二日酔い・・・・ でも天気は最高! 雲ひとつ無い!
オホーツク海を北上して 宗谷岬を見て 納沙布岬に行って、その後はずっと日本海側をサロベツ原野を左手に望み、右手には利尻島を望みながら、平原の中のアップダウンしかない直線をひたすら走り、気分は二日酔いにも関わらず最高でした!
しかし、前日の朝にランニングの後にシャワーを浴びてからお風呂に入っていないので、天塩についてら「温泉」に入ろうと思い、天塩めがけてのんびり走りました。
温泉は建物も立派で、露天風呂は景色も良いし、二日酔いを取るには良いお湯でした。
そこからはだんだん車もバイクも増えてきて、のんびり走り、留萌で魚屋さんに寄って食材を買って、留萌からは高速を使って江別まで帰りました。
通算 800キロ少々のバイクの旅
心地よい疲れと 先輩との再会での満足感とで爆睡しました・・・・
幸せ気分の2日間の休みでした。