夕張!頑張って!
(以下の写真はインターネットで公開されている画像を使わせていただいております。)
今年の4月から財政再建団体となる夕張市ですが、市の職員の大幅なリストラや市施
設の閉鎖など暗いニュースが多いのですが、年末近くになってから大手企業が公共
トイレの維持管理費を数年分提供してくれるとか、夏に札幌で毎年行われるYOSAKO
Iソーラン祭りの事前会議を夕張で開催する
とか(2日間の開催で延べ600人が夕張に訪れるらしい)、夕張市内でフラダンスの
会を続けている
年配の方達がこれからも元気に踊り続けるとか、予算が無いため手作り成人式にな
った成人式に全国から支援金が届いたとか、なんだか大変な状態の中ですが、たく
さんの暖かい話題も生まれてきています。
(その様な記事を読んで、ほのぼのするのと、何か自分にも出来ないか? って考
えます。)
夕張は当店から車で1時間ほどの場所で、ご存知の方も多いと思います炭鉱で栄えた
町です。
自分が中学1年の時ですが、夕張から転向してきた1年先輩と趣味が同じで友達にな
り、夏に当時は汽車で夕張へ連れて行ってもらった記憶があります。
薄っすらとした記憶の中には石炭が積まれている山や貨車を引くウインチなどがあり、町には
人が沢山行き来していました。
そんな中で1年先輩と行ったのが、やはり同じ趣味をやっている大人でその方は果物
屋さんでした。
今ではその方の名前も思い出せないのですが、初めて会った自分に友達同士のように、とて
も良くしてくれた記憶があります。
そこでは、近くの民家が随分高い山の方まであり、そこと行き来するための「人車」と呼ばれ
るケーブルカーがあってそれに乗ったり、無料の銭湯に入ったりもしました。
ほんの僅かな記憶ですが、とても温かみのある町だった事を記憶しています。
昨年、夕張の財政問題が発覚して話題がだんだん大きくなってから、私は何度もバイクで行
きましたが(バイクで走るには最高のコースがあちこちにあるのです。)、町は昼間でも人影が
無く、商店街はどこもシャッターが閉まったまま、とても寂しい風景でした。
昔の記憶をたどり、あの時の果物屋さん、人車、銭湯をバイクで走りながら探して見ました
が、あまりにも変わっているため思い出せる風景に巡り合えませんでした。
今年も雪が解けて春になり、バイクで行ける頃に今度は歩いて探索してみようと考えていま
す。
そして自分に出来る僅かなお手伝い(夕張でバイクにガソリンを入れ、夕張で食事をして、
夕張で温泉に入り、生活必需品の買い物をしたり)をしたいと考えています。
そこにはきっと新たな出会いが生まれるかもしれません。
ひょっとするとフラダンスの会のご年配方達と知り合えたり、観光ボランティアの方達とも知り合
えたりするかも・・・・
そうそう夕張は映画でも有名で、「幸せの黄色いハンカチ」が有名です。
女優の吉永小百合さんも夕張への応援に名乗りを上げてくれています。
住んでいる方達はこの先何年もの不安があるでしょうが、市民の皆さん全員で乗り越えて欲
しいと願っています。
思い出の街夕張、暖かい街夕張、元気な街夕張 心から願ってます。