就職してからの事
数年前、入社して数カ月で辞める という人が続いたことがあった。
男女年齢学歴に関係なくである。
辞める理由が 「自分には「覚える」の無理です。自分には考えて判断をすることは無理です」という、仕事上で覚えなければならない知識を、勉強を続けて覚えようとすることを諦めてしまうケースと、覚えた知識を利用して、業務上で判断をすることを自分には無理と諦めてしまうケースです。
どんな仕事でも、事業上、仕事上、必要な知識を覚えて、その知識を利用して仕事上での判断を自分で行わなければ、毎度毎度先輩に答えを聞いていては、先輩の仕事にも影響するし、いつまでも判断が出来る働き手になれません。
働くと言うことは、大小あるでしょうが、判断する能力が必要です。
そこから逃げてしまっては、どんなに学力があっても仕事では通用しないのです。
覚えたての頃は判断を間違えて、ミスすることも多いでしょう。
でもそのミスも、判断の仕方を修正して行けばミスが起きなくなります。
なので、ミスしても良いから自分で判断を繰り返していき、ミスしても隠さずに相談してミスの原因を教えてもらい、そうやって成長していく人が半年、1年後には率先力になり、周りから頼られていきます。
仕事は任せられるか? が第一段階です。
任せられる仕事をするのは、自分で判断して、不安な場合には相談して、ミスを隠さずにそのミスから覚えていく 人 その様な人が周りから仕事を任されていきます。
就職はゴールではありません。
就職してからがスタートです。