何とか完走だけは・・・・(^^;)
10倍以上の確率でしか当たらない「東京マラソン」に当たり、嬉しくてあちこちで話してしまい、フェースブックでも書き込んだから、それはもう沢山の人から応援の言葉をいただいた。
それなのに、大会20日前に左のふくらはぎに肉離れを起こしてしまい、治療を始めて1週間後にまた同じところを切って、大会まで残すところ12日と言うスケジュール
でもスタートもせずに棄権だけはしたくない! (飛行機もホテルも予約したし支払ったし)
スタートしたら、ゴールまで何としてでも15時頃までたどり着きたい! (7時間後の回収では帰りの飛行機に間に合わない・・)
そんな勢いで望んだ「初東京マラソン」
金曜日に東京に入り受付を済ませる
ホテルはスタート地点の都庁から歩いて25分くらいの場所
ウォーミングアップをかねて歩くのに丁度いい
都庁に着くと、持ち物検査を待つ長蛇の列
可也待たされたが誰からの苦情の声もない
スタート地点はGグループ、当然スタート前列のセレモニーは見えない
スタート5分前、ジワリジワリ前に進が、去年出場した「千歳JAL国際マラソン」のように横入り、北海道マラソンの時のように押し合い、などは全くなく、気持ちの良いスタートが切れた。
先ずは足が心配なので、足をいたわってペタペタ走りに徹して、負担をかけないで走り始める。
スタートをしたと言っても スタート地点を追加したのは15分後
スタート地点を通過する前にスタート台を見上げると・・・なんと「森元首相」が手を振ってる・・
なんでこんな人が・・・・東京マラソンの運営者には感謝しているが、あちこちで暴言を吐いている人間は委員から外して欲しいものだ・・・・・もはやあの様な人間に名誉職を与えるべきではない!
と、スタート直後に少々不快を感じたが、前に向かって走った
35500人、兎に角凄い人
でも誰も押し合ったりしない
15キロくらいまでは軽快に走れた
肉離れも起きそうもない
それが品川駅で折り返した頃から早くも両足が疲れて、片足がベタ脚で設置していないと次の足が前に出なくなる・・・
姿勢を確認した、腰、お腹周り、肩、膝、足首、いろいろ確認してみたが特別悪い場所はない
これは練習不足から来た 足の疲労 と思ってこれ以上良くなることを諦めた。
でも、棄権だけはしたくない!
なので、足の負担が軽い競歩に変えた
競歩に変えてまもなく、応援で追っかけをしてくれている妻と娘に会えた
肉離れは起こしていないが疲労で走れないとだけ伝えて通り過ぎた
25キロ、30キロまでは競歩でも時速7キロ強で走れた
これであれば回収だけは避けれる、15時までにはゴールできそう
でも35キロ頃から一段と足の疲労は倍増した
もう腕をブンブン降らないと足が前に出ない
そしてこの辺から続くアップダウン
35キロを過ぎたあたりで妻と娘に再会し、田楽芋を食べて水を飲んで 「最後まで諦めないから!」と断言して 走り去った
橋にかかると上り下り・・・
上りはいいが、疲れている足に下りは一番きつい・・・(;_;)
沢山の街頭声援者の励ましが嬉しい、ハイタッチで構えてくれる人も沢山、キャンディやチョコや色々な食べ物を配ってくれている人も沢山
嬉しくて笑顔は出るのだけれど、ハイタッチしに行けない・・・そこまで行くのが辛い・・・チョコもいただきたいが、行くのが辛い・・・
38キロ地点 白人のかぶり物を被って、食べ物を配っている応援者の持っていたプラカードに書かれていた言葉
「どM野郎ども! いい顔してるぜ!」 これには思わず声を出して笑った!(^_^)
嬉しかった! いや どM だからではなく、肩の力を抜いてくれる笑いをくれたこと
残り4キロ
マラソンでは最終のここからが遠く感じる
残り2キロ
何だかもっと遠くなったような感じ
ゴールが見えない
ゴールが見えてから最後の力を振り絞って走った
目標5時間が 6時間をやっと切ってゴール
それでも感無量だった
出てよかった、諦めなくてよかった、と・・・・・
そして終えてから振り返ると、参加者のマナーがとてもいいことを感じた
過去に出た 千歳JAL国際マラソンでも北海道マラソンでも給水場所では紙コップが道路に散乱して酷いが、東京マラソンでは紙コップはゴミ箱に捨てるのが当たり前、道路にすてる人は殆どいない!
街頭の声援者もランナーも楽しんでいる姿と楽しむ中でのマナーができている
これには感心した
と言うかこうじゃなければいけないと思う。
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