♪ 歩くということ ♪
歩くという事
普段車で走っている道路でも、同じ道路を歩いてみると、見たことが無い風景や風情が目に飛び込んできます。
見たことの無いモノが目に入ったり、美味しそうな香りを感じたり、聞いたことの無い音や、人の話し声、音楽なども聞こえてくる。
そんな体感をしながら歩いていると、だんだん体が喜びだしてくる。
もっと歩いてみよう、今日はこの道を歩いてみようかな? なんて・・・・
逆に乗り物を使うと言うことは、人間の能力を超えた移動を可能にするいわば「ワープ」なのだろうか?
音は乗り物の音が中心で、目に入ってくるものは遠くのもので近くのものは次々とやり過ごす。 匂いも勿論感じない。 何だか時空間のよう・・・
だんだん早く移動できるものを作った人類は単純な言い方で凄いと思うが、それにつられて速さの追求が先行され、「待つ」とか「時を過ごす」ことが下手になってきているのかもしれない。
歩いてみると、時間を使い、時間を過ごし、移動先に早く着きたい気持ちに余裕を待たせることが出来る。
そしてその時間の中で、目、耳、鼻、にたくさんの情報が入り込んでくる。
そんな楽しみをしながら健康に良いなんて何て良いことなんだろう!!
皆さんも歩いてみませんか?
(下の画像は大分県竹田市に残る 豊後街道(岡藩)です。)
(歩いてみましたが、石の上は歩きづらく、草鞋を履いて歩いていたのですから余程足の皮が硬かったのでしょう。)