☆ デンマークに学ぶ ☆
デンマークではほとんどの女性が働いていて、政府も仕事と子育てを両立できるように児童福祉政策を充実させているそうです。
その中でも注目されているのが、「森の幼稚園」です。
森の幼稚園の歴史をさかのぼれば、今から50年ほど前デンマークでは幼稚園が不足していて、子供を預けられない母親が子供たちの保育のために森へ連れて行き遊んだところ、近所の人々も彼女の教育方針に賛同し、ヨーロッパで始めて自主運営による「森の幼稚園」を開園させたそうで、その後通園を希望する児童や社会の反響が多かったため自治体がその運営を引取、公立幼稚園となったそう
です。
森の幼稚園は備え付けの遊具は勿論無く、子供達は年中森の中で過し、よほどの悪天候でなければ雨の日雪の日、気温がマイナスを示す1月でも森の中で過す事が基本となっているようです。
幼稚園の先生は子供の遊びに干渉せず、遊び方を提供したりもせず、森へ出かける準備も手助けせず、自然の中で自由に遊ぶ中で危ない事遣ってはいけない事を児童が学ぶのを見守る・・・・ そんな教育方針には今の日本から比較して驚かされます。
そして保護者たちは保育方法を信頼し、子供の怪我に対しても理解を示しているとの事で、
この様な環境下で育った子供は 落ち着きのある、動植物を思いやる、身体能力コミュニケーション能力、想像力を養えるとの事です。
デンマークでは「森の幼稚園」が約60箇所あり、デンマークに見習ったドイツでは220箇所、スウェーデンでは180箇所以上の施設が出来、現在も増え続けているとの事。
そしてもっと微笑ましい情報が、先進国では珍しく出生率が増加しているという事です。
日本としてはとても羨ましい話しです。
私が生まれ育った場所は、田舎の畑の中の一軒家・・・・ 裏には防風林があって、そこに家来にしてやった拾ってきた犬を連れて、得意げに探検をして歩いたものです。
林の中の草を踏み固めて自分と家来の基地にしたり、木の上に上って回りを眺めたり・・・・ 何だか自分が違う星から来たような感覚で回りの動きを眺めていたそんな記憶も残っています。
やっぱり自然はいいです。
自然は子供だけでなく、人間だけでなく、全ての生物、植物を育ててくれますから・・・・
(この記事は10月13日に送信する予定の yahooニュースレターでも紹介いたします。)