何故だろう???
以下は先週のニュースレターで書いたことなのですが、ブログネタにさせてもらいます。
先週の地元紙の夕刊に、こんな記事が・・・・
「格安航空会社ピーチ・アビエーション」の関空~新千歳便就航記念のキャンペーンとして片道250円で一部の座席を販売したが、電話とネットサーバーに申し込みが殺到しパンク状態になった。 就航スタート前から不評をかっている。という記事。
私はこれを読んで、やっぱり日本だな・・・・と思った。
格安航空会社は徹底してコストを削って、安い飛行機の旅を提供する会社である。
であるから大切なのは、安全運行に関わらないコストを下げて運営することが不可欠で、なのに消費者は通常の航空会社と同じ対応を求めている。
そして今回のように申し込みが殺到して対応が出来ないと、不評を言う・・・
「今までの航空会社とは違うという認識が出来ていない」(記事を書いているマスコミの人間も理解していないようでした。
海外の某格安航空会社は「電話での予約は有料」「座席指定は有料」とかまで徹底しているようです。
日本人は商品が一緒なら「サービスも対応も一緒」と思っているケースが多いのかも知れません。
同じものを売っている店で、ディスカウントストアーとサービス対応を徹底した価格が高めの店がある。
しかし、サービス対応は全て一緒を希望するとか、これくらいは常識の対応ではないかとか、消費者が言い出すと、ディスカウントストアーは販売に関わるコストが嵩むし、競争相手が1つのサービスを始めると、サービス競争が始まり、結局は利益が削られていく。
格安航空会社などが出来てくるこの時代、消費者は自分が欲しい商品を買う際に、商品を選んだお店の行なっているサービスや対応が納得できるか、確認する必要があるのではないかと感じました。