創業30年・・・
我が社は今年の7月で創業30年になっていました。
のんきなものです。
仕事を始めたのが昭和57年7月で、そこから指折り数えてみて、今年で30年経過していたのです。
それを気づかせてくれたのが、創業前にお世話になっていた会社の社長のお通夜の席・・・・
お通夜が始まる前に流れていた亡き社長のスライドの中で、創業○○年記念・・・と言う写真があり、それを見てふと考えたのです。
自分がお世話になっていた頃はいったい創業何年だったのかな?
社長はあの頃何歳だったのかな?
そう言えば色々な技術を学ばせてくれた会社だったよな~
排水や谷に落ちた車(当時は大型トラック専門)を引き上げる技術
トラックのエンジンオーバーホール技術
クレーンの操縦技術
レッカー車の運転技術
中古部品の販売(トラック部品専門)
他にも色々・・・・
ご焼香中にも昔の事を色々思い出していました。
色々やったけど「やらされてる!」感はなかったよな~
毎日が新しい事ばかりで楽しかったよな~
社長には本社と工場で離れていたので滅多に顔を合わせなかったけど、でもいつも気にかけてくれていたよな~
洗っても取れない油で黒くなった作業服を着ていると、「綺麗なの出してやれ!」と事務の方に言ってくれたり
お前財布の中にお金入ってるか? と聞いてきて、「入っていません!」と言うと、明日の日曜日自宅の庭作業のバイトに来るなら・・・と言って先にバイト料をくれたりもした。
いつも笑顔で、でも仕事の時は真剣な顔で、ダミ声で元気で働き者の社長だった。
その社長が77歳の社長業現役で亡くなった・・・・
亡くなった理由は自動車事故
自分の車を丁度修理に出していて、軽自動車の代車に乗っていたところ、大型トラックと接触して飛ばされ、中央分陸帯に激突して亡くなったとのこと。
新聞でもテレビでも報道された。
家族に「軽自動車は危ないから・・・」と言われていたとのこと
冬のアイスバーンは不安なことが多いが、軽自動車や小型車は少々の事故でも生命に影響する事故につながる危険な車であることを忘れないで欲しいと葬儀委員長の方がおっしゃっていた・・・
本当にそう思う。
路面状況が変わり、道幅も変わる北海道の冬であれば尚更・・・
その事も思い起こさせてくれた恩師の他界でした。