■ ルール違反 マナー違反
今週は3日間東京に出張していました。
当然、空港に行って飛行機は乗るし、東京での移動はほとんど電車です。
その移動中や色々な場面でとても気になってしまうことに遭遇してしまいますね。
そうです。ルール違反者やマナー違反者を数多く発見してしまうことです。
「千歳空港でお土産を買って行こうと思い、お土産を持ってレジの前で並んでいたら、次は僕の番・・・と言う時に、人が通路を通るためにすこし間隔を空けておいたら、2名の女性が私の前に入りました。それも並ぶ・・・と言う感じではなく、まだレジが済んでいない方が居るのに、そのレジの上に買ったものを置いて、レジを受けている人の横に入って待っているのです。 この方を見ていると、通路に書かれたレジ待ちの時の並び方とルール、お店の方が時々大きな声でアナウンスしている注意事項、そして、ルールに沿って並んでいる人々、この様な回りにある人間一人一人にとって大切なマナー、ルールの表現を全く見ようとしないで、自分の目的達成のためだけに目が行っている感じでした。」
「羽田空港から電車に乗ったところ、既に電車は走っている最中に入口付近で2名の男性が電話で話していました。 1名は60歳くらいの方、もう1名は30代の方、外の方に体を向けて、大きな声で数分話しています。そして電話を切った後、通路側に体の向きを変えましたが、この方達二人の眼を見ると、回りの人々の目と目が合わないような眼の表情をしていました。」
「杖をついたお婆さんが電車から降りようとしている時に、電車に乗り込んで来た数名の男女の眼は 目の前のお婆さんを見ておらず、電車の中の空いているシート側のようでした。」
まだまだ他に沢山ありますが、この様な社会上のルール違反、マナー違反をしている人の眼は回りの人々と目を合わせるような素振りや、回りに書かれていたり、アナウンスされていることを見たり聞いたりなど、全くしている様子がないことに気が付きます。
今風で言うと「空気が読めない」なのでしょうか???
沢山の人に囲まれていながら、全く回りの人達の目や雰囲気は読み取れない、読みとらない 孤独人間が多いことに驚きます。
人間が社会の中でルールやマナーを守って生きて行くためには、その場その場での回りの状況を読み取り、「合せる」、「従う」「同化する」必要があると思うのですが、 守らない人間の目を見ると、回りの人間とは眼を合わせないし、書かれているルールは読まないし、アナウンスされていることは聞いていないし、回りの雰囲気を読まないし、これが今の日本人の姿勢になってきてしまっているようで、怖さを感じます。
日本の高齢化、自給率不足などの問題を抱えながら生きていくためには、世界との取引が必要で、その取引は物であれば企業が輸入して、お店に並べてくれて、手に入れることができますが、労働力不足、医療や介護者の不足に対処するにも世界中の方々に依存しなければならなくなります。
そうなると、人間一人一人が国際社会の中で生きて行く必要が出てきます。
国際社会の中で生きて行くのに とても必要なことは、回りの雰囲気を読む、 相手の雰囲気を読む、その場その場のルールを知って守る、これだけは必要です。
色々考えると とても不安を感じ、気になってしまいます。
どうしたらいいのでしょうかね~・・・・・・
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