直すどころか廃車にしてしまう整備工場 (゚o゚;;
この話は、クルマの持ち主だった人と、整備を引き受けた整備工場から得た情報である。
出来事の始まりは エンジンのタイミングベルト交換から始まった。
タイミングベルトを交換してから、数ヵ月後にオイル漏れが発生。それが異常なほどのオイル漏れ。
それを整備してもらうためにタイミングベルト交換を行なった整備工場に改めて車を入庫。
アチコチいじった結果、整備工場は「エンジンがダメになってるから交換したほうがいい!」と言い出し、クルマの持ち主は 言うがままに何十万円もするエンジンの交換を了承した。
エンジンを載せ替えたが、載せたエンジンが圧縮が出ない・・・
原因は載せ替えたエンジンのベルトを正確に組むことが出来なくて、タイミングがズレてバルブが干渉した所為。(これは当社の技術者の診断)
しかし整備工場は載せ替えたエンジンが最初から問題があったと言い出す。
クルマの持ち主は、愛車が直らないし、乗る車がないし困って車を買い換えた。
当然、車を直せなかった整備工場にはお金は支払わなかったとのこと。
その後 クルマの持ち主が私のところに訪ねてきた。
一部始終を聞くと、いくつも疑問点が現れた。
・タイミングベルト交換をしてからオイル漏れが発生した原因
・オイル漏れを起こしたエンジンを「ダメ」と判断し、載せ換えを考えた整備工場の考え?
・載せ替えたエンジンのタイミングベルトを正確に組めなかった点。
この様な点を説明すると、整備工場に問題があると気がついた持ち主は、整備工場と話し合った。
その後、整備工場と私が話す切っ掛けが出来てこのクルマについて話したが、原因追求について聞いてみると曖昧だらけ・・・
原因と言っている点も全てチグハグで理論的にありえない事ばかり・・
要するに故障の原因が殆ど判定できていないのである。
そして終いに言ってきた言葉は・・・
「安くやってくれと言われたから・・・・」
「外車は難しいから・・・」
これが資格ある整備工場の経営者が私に話したこと・・・・
私は呆れてしまった。
「お客様にしっかりお詫びするべきですね!」 と言って話を終えた。
この様な整備工場が存在し、経営が成り立っていると言う事が信じられなかった。
改めて思った。
早く当社の技術を生かした整備工場をスタートさせなくては!
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