アウトメカニカ上海
6日から9日までアウトメカニカ上海を見に韓国経由で行ってきました。
自動車アフタービジネスのショー、アウトメカニカの本体はフランクフルトにあり、フランクフルトは勿論、ヨーロッパ各国の他ロシアや中国、マレーシアなどでも開催されている大きなショーです。
残念ながら日本では開催されません。
理由は簡単です。
日本は10年10万キロで車を廃車扱いする裕福な国で、アフターメンテナンスを繰り返して長く乗る風土が無いからです。
新車ディーラーも早く車を入れ替えさせることに専念した営業が常識化していて、日本の自動車ユーザーはスッカリ乗せられています。
だから、車のメンテナンスが必要なく、関係する部品も必要度合いが低いため、世界中の部品メーカーから見て魅力の無い国なのです。
上海のショーは、前回に比べ更にブース面積が広がり、ヨーロッパやアメリカや台湾の企業の出展が増えていました。
今や自動車アフタービジネスで中国は無くてはならない存在に思えます。
中国の部品メーカーも品質で世界に通用する商品を作らなければ先がないと信じている会社も多いようです。
日本は遅れをとってるようです。