中古パーツの信頼度を向上を目的としたミッションテスター
スーパーライン北翔では昨年ミッションテスターの試作機をつくり、改良に改良を重ね、いまではその試作機がしっかりと活躍する状態まで完成しました。
解体業の当社に入庫する車の中には 事故で走行出来ない状態の車が頻繁に入庫します。
その様な車の場合、エンジンが始動してもミッションの動作が確認出来ないため、中古パーツとしての販売は諦め、全て廃棄(スクラップ)にしているのが現状でした。
(その様な状態でも中古パーツとして販売している会社は多いようですが・・・)
そしてその様に機能テスト出来ないミッションを中古パーツとして販売すると、頻繁にクレームが出るのも事実です。
その様な問題や信頼性のある商品を追求するために、道立試験場と制作会社とプロジェクトの推進役として財団と当社の4者で試作機を作り、完成度を高め、特許アドバイザーの方の指導をいただきながら、特許を出願するまでに至り、過去からの問題点であったテスト出来ないミッションの本格テスターとしての活躍が実施できる状態になりました。
中古だから仕方がない・・・・中古だから悪いのは時々ある・・・・などと思われている現実の評価を何とか打破するために、このミッションテスター機は活躍します。
今後はこのテスター機を使って信用できるミッションを世の中に供給しながら、中古パーツのミッションの信頼度を上げていきたいと考えている他に、このテスター機が中古パーツ業界に広く利用されることを願っています。
スーパーライン北翔は現在の中古パーツ業界の状況に満足せず、常に商品の信頼度を上げるための対策を進めてまいります。
これからも期待してください。
以下の表はテストをして出た結果です。
判定としては不良品で、商品とはならず廃棄されました。