そう言えば・・・
ベルリンでもフランクフルトでも、特にベルリンでは結構な街の範囲を走り回ったが、今思うと不思議なことがあった。
それは、コンビニエンスストアを1軒も見なかったことです。
日本でもアメリカでもアジア(自分の見た範囲 中国、韓国、台湾、マレーシア、シンガポール、ベトナム)の各国でもコンビニはどこにでもあった。
しかし、ドイツでは一度も見ませんでした。
あの便利なコンビニが無いのである。
何故なのだろう???
国として規制でもあるのだろうか???
スーパーに並んでいる商品が日本と比べ可也安いのも不思議であったが、コンビニが無いのはもっと不思議。
以前フランスに1年ほど行っていた私の息子が言っていたが、「土日はどんな会社も休んでいる。 フランスではそれを抜け駆けして営業するところはない。」
年中無休24時間営業のコンビニとは正反対であるが、日本人は便利さを求めると言うか、お店や企業が競争のあげくに、年中無休、24時間営業、駐車場があって、どこにでもあって、
普段必要なものは手に入る、コンビニが出来てきたのだろうか?
そして今は、コンビニの中での競争が激化して、出来ては消え 出来ては消えしている。
だんだん駐車場が大きなコンビニが増え、銀行のATMがあって、便利さは追求され、それが店の存続に影響する。
競争の中で、同じ系列のコンビニが閉店に追い込まれているのも良く見る。
何だか、何でも使い捨て、お店や企業の競争の中で、市民もそれに波長があって、お客の流れが変わり、作った店も何年も利用することなくコンビニの面影を残したまま閉店している。
これって、その経営していた人にとっては損失そのものだと思う。
しかし反面では、新しいお店を作ることでの建築や土木業者が仕事が入る・・・
この様に短命な店が増えているのも日本流なのかもしれない・・・
短命な建物や設備のコストも商品価格に上乗せされている割合も多いだろう。
ドイツでは企業やお店がそこまで争う風土が無いのか?
市民も便利さや新たなサービスをそれほど要求しないのか?
だから、あれだけモノが安いのか・・?
どちらの生活の方がよいのだろうか?
生活必需品がいつでもどこでも手に入る日本のコンビニや年中無休や24時間営業まで始めているスーパーなど、便利だがドイツよりも商品が高い日本。
土日は休み、24時間営業はしない、日本のコンビニやスーパーほど数は無く、不便ではあるがお店の商品は日本よりも相当安いドイツ。
こんなことを考えると、日本からは遠い国で不思議な国である。