全てのタイミングに後悔しながら、マロンを見つめていると辛かった・・・
出張で家を出る時には 何度もほほ擦りして・・・
声をかけるとしっぽを振ってくれる。 でも顔は上げない。
マロンの臭いをいっぱい吸って、ほほ擦りして話しかけていると 涙が出た・・・
7日間の出張、マロンには理由は分からない。
ただ主人の僕が居ないだけ・・・・
でも話して聞かせた。
6日経ったら帰ってくるよ。
元気になっているように頑張るんだぞ!
無理して動くなよ!
ちゃんとご飯食べて、ウンチやおしっこ我慢したらだめだよ。
帰ってきたらまた体お湯で拭いてあげるからね!
沢山話しかけた・・・
マロンも涙を流していた・・・・
出張の支度をしているときから見ているから、私が出かけることを分かっているんだ・・・・
マロンはドイツ出張の最中から元気が無くなった。
出張から帰って2日目には動けないくらいグッタリした。
病院に連れて行き、血液検査を受けた。
白血球が異常に多いとのこと・・・・ 大学病院での精密検査を進められ、本日(昨日)うけてきた。
レントゲンの結果で内臓に腫瘍が見つかり、血液の検査では白血病も考えられるとのこと・・・
手術を薦められたが、手術の手法とそれまでの準備を聞くと老犬マロンには辛そう・・・・
尚且つ、マロンは心臓の動きが弱いと言われた・・・
手術をして長生きするかも知れないが、手術中に亡くなる事も考えられる。
だから断った・・・
少しでも長く生きて欲しいが、元気で居て欲しい。 苦しんで欲しくない。マロンらしく過ごして欲しい・・・たとえ1年生きれなくても・・・と思った。
そして、午前中いっぱいかかった検査でグッタリしたマロンを受け取り、家に帰った。
夕べから何も食べていないことを思い出し、家に帰る前にパンを食べさせた、元気に食べたがでも残した・・・
家に帰り、またレバーと白菜を煮込んであげた。
23日に極端に弱ってから食べさせ続け、元気を取り戻したマロン特性の食事・・・・でも一口も食べてくれない・・・
出張前の準備があるので会社に行こうと思うがマロンは着いてこない・・・ 心配だがおいて会社に向かう。
2時間ほど会社で準備をして家に戻るとマロンはグッタリ寝ていた・・・
もう一度レバーと白菜の煮物を食べさせると、殆ど食べた・・・でも寝ながら・・・・
こんな姿のマロンを置いて出張に行くのは辛かった・・・・
私がいないとマロンも心細いだろう・・・・
でもきっと帰ったときは、思い切り尻尾を振って、ひっくりかえって喜んでくれるはず・・・元気な笑顔で!