行政の考え方は大手企業寄り
先日、ある行政が主催している環境関連会議に出席して驚きました。
それは、環境保護を市民に提唱していくための資料の内容に 「低燃費車・省エネ家電 などへの入れ替え」と書かれているのです。
低燃費車、省エネ家電を作るために相当なエネルギーと資源を消費し、尚且つ入れ替えられたものは廃棄物となるわけですから、ゴミも出ますし、ここでもまたエネルギーや資源を消費します。
入れ替えることよりも 今あるものをどの様に利用使用することで、環境に配慮できるかを詳しく調査して訴え掛けて行くべきで、新しいものへの買い替えなど、製品の製造メーカーや販売店がPRすることで、行政がPRすることではないはずです!
車でも家電でも長く利用する時代が訪れています。
だんだん古くなっても、どの様にメンテナンスすることで 低燃費で省エネで低公害なのか、市民だけではなく企業も大手製造メーカーも考えなくてはならない時代だと思うのです。
行政機関も環境に関連する部署だけでなく、全体がもっと時代変化を知り視野を広げるべきだと感じました。