純正部品番号の調べ方
部品の適合を確認する際に絶対に安全な手段は純正部品番号にあります。
その純正部品番号を調べるために、VINコード(車台番号)や年式、車輌型式、エンジン型式などが必要で、モノによりエンジン製造番号やビークルコード、認識番号などが必要となります。
しかし、それだけでも部品を特定できないケースは頻繁にあります。
そのような時にどうしているかと言うと、お客様ご自身で自動車メーカーや販売ディーラーに訪ねて、純正部品番号を教えてもらうことをお薦めしています。
時々、「部品販売会社なんだからそちらで調べるべきだ!」と仰る方がおられますが、メーカーもディーラーも部品販売会社に、それも純正品意外を販売している会社に教えることはありません。
自動車の保有者(ユーザー)にはメーカーも販売ディーラーも教える義務があるので、教えてくれます。
部品販売会社の当社がユーザーを装って確認をすることはできないことはないですが、色々聞かれた場合車が手元にない当社は答えれません。
ですので、お客様ご自身でご確認頂くようお願いしております。
時々、販売ディーラーが教えてくれない! と言う声を聞きますが、それは対応した方が新車ディーラーに課せられている責任を知らないだけで、車の持ち主に対して答える責任がありますので、断られてもあきらめないでください。
私の友人は、電子レンジが壊れて、原因を追求するためにメーカーに何ども確認し、部品を特定できその部品は一般的な電子部品と分かったので、メーカーでは5000円と言われた部品を秋葉原で300円で購入して直したとのことでした。
この様なケースはアメリカやヨーロッパでは当たり前にある話で、メーカーが情報を開示するのは当たり前の話です。
まだまだ日本は「親方日の丸」「既得権益の保持」がメーカーや販売側では常識になっていますが、ユーザー側が知らないだけでどんどん追求するべきだと思います。
その対応を踏まえて車選びをする時代が訪れることを願っています。