ヨーロッパ車と日本車の違い
僕が思うヨーロッパ車(特にドイツ車)と日本車の大きな違いは、「走行安全性能」だと思っています。
私が4年前にハンブルグからフランクフルトまでレンタカーで走った際に体験したのでは、ドイツのアウトバーンでは一般的に時速150キロほどで走っています。
その150キロで走っている車を抜かして行く車も沢山いますが、100キロ位で走っている人は全くいませんでした。(トラックは別です)
ですから街中だけでなく、高速走行も前提として作られています。
ドイツにはあちこちに風力発電を見ることがあります。
イコール風が強いわけです。
風が強いと高速で走っている車は不安定になりやすいです。
そこまで考慮して作られているのがドイツ車です。
1度日本の小型車で高速道路を100キロで走行し、横風が10メートル位吹いているところを走ったら、車が急激に不安定になり、真っ直ぐ走ることも、速度を維持することもできませんでした。
ドイツで借りたレンタカーは小型車でしたが全くそのようなことはありませんでした。
車をどんな条件下の中でも安全に走れるようにする!
これがドイツ車にとって極めて大きなポテンシャルだと感じています。
日本車ではある程度の高級車や一定以上のランクの車は走行性能を考えて作られているようですが、大衆車、小型車、軽自動車は全く考えれているようには思えないのが乗り比べての経験談です。
100キロ以上で走らないから「走行安全性能」はあまり関係ないと考えられるかも知れませんが、それは違うと思います。
突然のアクシデントから回避出来るか! 回避できないか! これにも掛かってきます。
ぶつかった時の安全性 「衝突安全性能」は日本車は高いと思いますが、車がおシャカになったのでは大きな出費です。
ぶつかった時の安全と事故が起きないように安全に走れる車は別物と考えるべきだと思います。
特に北海道のように悪路や圧雪、アイスバーンなどで走るケースが多い地域では、「走行安全性能」は欠かせないものだと思っています。
咄嗟の事故を回避するためにも、走行安全性能に優れた車選びをお薦めしたいです。
車代も維持費も安い軽自動車を購入して、咄嗟のアクシデントの事故で車は廃車となると、決して安い買い物ではなくなりますし、万が一身体に影響を受けるとお金に変えられないものとなります。
車を購入する際は、経済性も無視出来ないでしょうが、走行安全性を絶対に無視して欲しくないです。
このような点はなかなか日本車ディーラーでは話さない点だと思います。